コース:①保久礼小屋~大岳
②保久礼小屋~大岳~袴岳
朝5時、市役所集合。一部ちょっとした出来事があったが、元気よく出発した。二口と保久礼間が通行止めで、栃尾道院高原経由で行く。駐車場には既に数台の車があり、人気の度合いが計り知れた。冬幾度となく訪れる大岳も今は緑一色の世界である。
今では有名な岳で見慣れた階段を登っていけば、展望台に到着。栃尾方面が見渡せる。雨がぽつぽつあたって不安になる。不動平を過ぎれば大岳の山頂だ。なるほど、雪のないときの山頂はこうであったか。雨が心配だったが、袴岳まで向かってみることにした。
先週の下見の報告にあったように、登山道脇にはニッコウキスゲやヒメサユリが可憐に花を咲かせていた。心が休まる。大きく鞍部まで下り、青雲岳に登り返す。登山道は刈り払われ歩き易かった。木道が始まり、花も多くなったところで袴岳に着いた。思ったより時間もかからず、雨にもあたらなかった。曇りがちではあるが、浅草岳など周りの景色がよく見えた。この春向かおうとした烏帽子の稜線も近い。
後続を待ち、記念写真を撮って下山開始。自分たちと前後するパーテイーの方のザックを見ると、なんと労山のイニシャル。どこの会ですかと聞くと、なんと花巻労山と言われたではないか。はるばる越後の山に来ていただき感激である。その行動力にも驚かされる。
駐車場に着き、後続隊を待つ間、登山道整備をしていた地元の山岳会の皆さんとしゃべったり、岩魚釣りの話を聞いたりしてまったりする。ごみはほとんどなく、登山者の意識が随分向上したのだなあ、と感じた。
大岳までは階段とぬかるんだ道を辿る
大岳から袴岳方面を望む
思った以上に見晴らしがきいた
登山道わきに咲く花々
大岳をバックに青雲岳への登り返し
袴腰方面
来冬は挑戦しよう
無事みなさん山頂へ
不動平のお不動様
どうかこれからも安全に山へ登ることができますように
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