2023/04/10

2023.4.9 鉢山山スキー

メンバー:IH KK

コース:砂場~

レポート:KK


頚城巡礼

頚城三部作最終

先週の会津から、今日はIHさんの計画に便乗して頚城へ。独特の景観を持つ山塊へと足を運んだ。圧倒的な景色に心をギュッと掴まれた。

春の嵐の予報通り、部屋の外は風が唸りを上げている。積雪も予想されていて、車の屋根は、薄っすらと白くなっていた。風に煽られつつ糸魚川に向かう。早川河口の小公園でIHさんと待合せ。砂場集落を経て大山林道入口へ到着した。ここまで自宅から95km

林道に雪は残っていたが、随所で切れていた。先生の教えに従い?シールのまま通過したら、新雪が付き下駄になってしまった。まめに着脱すべきだったか。林道は忠実に尾根、沢を回り込んでいて、なかなか標高を稼げない。しかし、幾度かのカーブを曲がると、おお!なんてことだ、昼闇谷の瀬音の向こうに昼闇山がド~ンと姿を現したでないか。素晴らしい!更に歩を進めると、目指す鉢山が独特の姿を見せた。テンションアップ!

林道を進むこと2時間余り、憧れの吉尾平の末端に到着した。谷間に緩く鉢山の根元までずっと台地が続いている。頭上は碧空、右に阿弥陀山と烏帽子岳の双耳峰、前烏帽子岳、前方に鉢山に囲まれた吉尾平は、魚沼では味わうことができないパノラマだ。前週の丸倉山に続き心に焼き付けられた景色である。ゆっくりと並んでコルを目指す。

小鉢山を巻くように登ると稜線に出た。昼闇山、金山、雨飾山~頚城駒ヶ岳、そして眼前に鉢山。素晴らしい。山頂までは、アルパインの世界に入るので、我々はここで終了となった。広々として澄みきった大気を胸いっぱいに吸い、頚城の眺望を満喫して下山に入る。

期待しなかった新雪が我々を迎えてくれた。鉢山の基部をトラバース気味に移動し、カチカチ部分を避けつつ歓喜の声を上げながら滑る。なんて気分の良いことか。忘れかけた山スキーの醍醐味を味わえた。傾斜の緩んだところで休憩する。その後、至福を味わらせてくれた新雪は、ストップスノーと悪魔の顔を出した。しかし、今度はクラストした雪がやさしく下山を助けてくれた。林道に着き、少しすると小屋だった。

苦労すると思われた林道滑走も、板は思いの外滑った。途中、地元の狩猟の方とスライド。土地のお話を聞く機会を得た。林道わきに芽を出したフキノトウに癒されて、車までは意外と時間はかからなかった。姿を消した鉢山、昼闇山を背にして帰路につく。


水は命

火打山、焼山が現れる

板はまめに外すこと

昼闇山ド~ン

鉢山 まだまだ遠い

阿弥陀山、烏帽子岳と避難小屋

更に林道を進む

ここが吉尾平

前烏帽子岳が凛々しい

あのコルを目指す

鉾ヶ岳

稜線に出る

金山

雨飾山

奥に北アルプ

鉢山

いい雪だ

クラスト部分は避ける

滑る

素晴らしいロケーション

苦しくなる

アケビ平真っ黒

柳の緑が眩しい

海(かい)ちゃんのラーメンとチャーハン




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