2016/01/18

2016.1.17 八海山山スキー

メンバー:IH TU MK(清津) MW KK
コース   :ロープウェイ~女人堂~薬師岳
タイム   :山頂駅8:45~女人堂10:30~薬師岳11:45~山頂駅13:50

林道をガサゴソとラッセルしている場合ではない。「みちぐさ」の皆さんの正月山行を見て、我々もパウダーを求めて八海山に向かった。

ロープウェイ始発は8時30分。ゆっくりと十日町を出た。窓口で計画書を提出。このところのバックカントリーの事故が続いているので当然だろう。ゴンドラは一気に標高を上げ、あっという間に1,000m地点まで来てしまった。八海山の山スキーは、20年ぶり以上だ。記憶は、すっかり地平線の彼方にすっ飛んでいる。

トレースはなく、この時を待っていたTUがガンガンラッセルをしていく。我々は、ただ後をついていくだけだ。アップダウンを繰り返すと稜線の向こうに女人堂が見えた。やる気が出る。そして最大の難関「胎内くぐり」にさしかかる。雪は締まらず、ずるずると後ずさりしてしまう。安易に掴んだ枝が折れ、一回転してしまった。最後の5mは上がり切ることができず、板を担いでしまう。2段目の急坂は何とか板のまま登った。

女人堂に着く頃、天候は徐々に回復し始め、青空がのぞき始める。薬師岳の下、素晴らしいバーンが広がっていた。気持ちは高ぶり、帰りの滑りが楽しみになる。上部はやや風に吹かれてクラスト気味だが、なんとか凌いで薬師岳山頂に到着。周りのガスはどんどん上がり、千本檜小屋が真っ白になりながら建っている。その背後には八ツ峰厳冬期の装いである。風はなく、穏やか。もう少しすればマキクラノツルネから続く駒ケ岳が姿を現しそうだった。

十分景色を堪能して、いよいよ滑降に入る。上部のバーンを過ぎれば、後は新雪の深雪フカフカバーンへ。歓声を上げながら滑り落ちる。「3倍位上手くなったようだ」と言わしめる快適な滑りだった。余韻に浸りながらも、下山の時間は迫り別れを告げる。下り切り、シールを張り直してロープウェイへ。スキー場をヘロヘロになりながら車に着いた。






雪を着けた木々の間を快適に進む
女人堂も見え、気持ちは高ぶる











胎内くぐりの登り
足元が定まらない











難関を乗り切る












薬師岳山頂
今日はピークを踏めた










厳冬期の八海山












美しい雪稜がガスの切れ間から姿を現した













歓喜の滑り












いや~素晴らし
大満足である











シールを貼り直して












駒ケ岳にさよならを告げる
 
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3 件のコメント:

  1. 八海山良さそうですね!今朝起きて外を見ると雨…やる気をなくして布団にもぐりこんでしまいました。モチベーションの維持がなかなか大変です。

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  2. 八海山は楽しめます。最後のゲレンデが一番きつかったです。ちょっと怖い経験もしました。MKさんに聞いてください。

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  3. 皆さんみたいに美しく滑れるようになりたいなあ・・・。

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