コースタイム:2:30 自宅発 5:00 土合登山口出発 8:00 白毛門山頂
9:00 笠ヶ岳山頂 10:30 下山開始 14:00 登山口着
梅雨の晴れ間を有効活用して、稜線の風に吹かれに行こう!と山行決定。
前夜、9時過ぎには就寝したので2時起きでも元気に出発。
前日の雨とガスでしっとりとした空気の中樹林帯を行く(言い方を変えれば、蒸し暑い樹林帯を行く)。
早朝は、露がたくさんしがみついている葉や蜘蛛の巣を見られるのが嬉しい。
右手には白毛門沢、左手には湯檜曽川の流れがあるはずだが、ガスに包まれ沢音だけが聞こえてくる。
木の根や岩に掴まりながらひたすら登る。
普段、「楽しく下るために辛い登りに耐える」というほどしんどい思いをするのだが、この日は登りでもずっと笑っていたような気がする。
笠ヶ岳山頂付近ではニッコウキスゲが咲き始めていた。
ようやく雪がわずかに残るくらいにまで消え、夏が来たかと思ったらもうキスゲが咲いて、じきにトンボも里に下り山は冬支度…。
あっという間の山の夏を感慨深く味わってみる。
笠ヶ岳から朝日岳の方向を見る。
母親と同じくらいの年齢のご婦人と、山頂でしばらくおしゃべりをしているうちに時々青空も覗く。
ジジ岩、ババ岩の少し上にあるこの岩。優しい微笑みをたたえた、やや下ぶくれの横顔に見えるのは私だけでしょうか??
このネズミ、よろよろと歩いていたかと思ったらパタン…と脱力して動かなくなってしまった。
死期を察したかのようにすでにハエが止まっていた。
山を歩いている時に目にする数多の昆虫、動物、植物などの生き物達。
その生き物達の生を謳歌しているような姿ばかりが目につくけれど、生き物と同じだけの死が存在している。そんな当たり前のことを改めて教えてもらった貴重な時間だった。
今回も山に教わること、山で感じることがたくさんあった。
山にいると何でもないようなことが嬉しく、当たり前のことに感動し、ただの水が美味しい。
感情・感覚が増幅するような感じがする。
山がおもしろいのはそういうところなのかなあ、と思ってみたりする。
このトカゲの名前、知っている人いますか?
こんな派手な色、山の中で見るとびっくりします。
なぜそんな目立つ色??と思うけれど、天敵の鳥から見たら毒々しくて食べる気にならない、という戦法でしょうか?
調べてみたら「ニホントカゲ」でした。
返信削除知らないことがたくさんあるって楽しいですね。
いよいよ調子が出てきましたね。T君の誕生日の御馳走はどうなったのでしょうか。興味深々。今日はとても暑かったです。流れる汗が夏を感じました。今週末の山行は残念ながら参加できません。次回を楽しみにしています。今年は仕事で苗場と稲包山に行けそうです。
返信削除