コースタイム:10月9日 5:00 みなかみ道の駅集合 宝川温泉先に車1台デポ
6:25 土合駐車場 7:00 白毛門沢出合
11:05 ウツボギ沢 11:30 宝川本流
12:30 大石沢出合付近幕営
10月10日 6:45 行動開始 8:30 二俣(右俣へ)
10:00 源頭~コルへ 11:45 ジャンクションピーク
12:20 朝日岳山頂(ビール)
13:55 大石沢にて荷物回収
15:00 宝川本流徒渉部 17:15 車着 温泉入浴・食事後帰宅
晴れの予報の週末。
沢での焚火と酒(と紅葉)を楽しみに計画を立てる。
単独で巻機山を計画中だったIHさんを「天国の詰め」へと誘惑し3名での沢旅となる。
8月にもIHさん、TU君達はナルミズ沢に入っているが、最後の二俣を左に入ってしまい、「天国」と形容される源頭部は見られず終いだったとのこと。
だからこそ今回、ナルミズ沢に行きたいという私の願いが叶ったわけで、ラッキーでした。
朝の東黒沢。
ひんやりした空気が心地いい。ナメ床が続き、快適に沢歩きが楽しめる。
ミニゴルジュ。行けないことは全然ないけれど腹まで濡れて寒いので巻きます。
濡れた倒木を伝う。
ここまで慎重に慎重に濡れないルートを来ていたIHさん。
ここで足を滑らせ淵に落下・・・。
全身ずぶ濡れに。
身を持って危険を教えてくれたIHさんのお陰で、後続の2人はもちろん巻き巻き。
第3の目的である紅葉も進んできていた。
東黒沢を詰め、コルを乗越し、ウツボギ沢を経由し宝川へと辿る。
宝川はとても開けた沢で、明るく開放的。
ナメ滝や美しい釜が続き、もうずっと笑いっぱなし。
夏にも来たい。泳ぎたい!!
予定よりも早く12:30には大石沢出合付近のテン場に到着。
天気が崩れる心配も少なく、流れからほど近い砂地に幕営。
整地も楽だし何より寝心地最高。
ここで一泊する人は多く、薪が少なく心配だったが、乾いた流木を担ぎ帰ってきてくれたお陰で十分過ぎる焚火ができた。
ひと通りやるべき事をやったら・・・♪
ジャージで大切に包んで担いできたマッカラン12年。
沢・焚火・マッカラン。こんな贅沢をしていいのでしょうか・・・。
焚火を囲み、おいしいお酒と会話でゆるりゆるりと時間は過ぎていく。
この日のメニューはタイ風グリーンカレー。
翌日も快晴のもと、黄金色の草原を目指して遡る。
所々で地蔵の頭を眺めつつ高度を上げていく。
もうすぐ源頭部。最後の最後までナメ床・小滝・小釜・・・と楽しませてくれる沢。
楽しさのあまり後続者にばしゃばしゃ水かけて喜んでいる。
いよいよ草原に到着。
秋風に吹かれ、みんな思い思いに過ごす。
草に寝そべり、顔を埋めて大地のかおりを身体いっぱいに吸い込む。この一体感が堪らない。
この後は地蔵の頭・急登のジャンクションピークを越え、朝日岳山頂へ。
ここからの下山がなかなか長かった。
宝川林道の崩落・大規模土砂崩れによって、温泉から先へはほとんど入れない状態。
黙々と林道を歩き、なんとか明るいうちに車に到着する。
山に来るたび、本当に幸せだなあ、って思う。
その中でもかなり上位にランクインする今回の沢旅。
詰めの部分が天国なだけじゃなくて、丸々二日間わたしは天国にいました。
羨ましい!なんてことだ。普段一緒に行きもしないIH君。今年委はいいところばかり持っていくではないか!悔しい。ナルミズ沢は本当にいいですね。この次は山頂からの滑りを狙っていきますか。お疲れさまでした。
返信削除蓬平さん、一緒に行けず残念でした。
返信削除今シーズンは私も奥利根山スキーに行けたらいいな。
ナルミズ沢、本当に素晴らしいところですね。
私の心は鷲づかみにされました。
次はぜひ一緒に行きたいです!