2024/07/29

2024. 7. 26-27 白馬岳

鉱山道分岐手前からの白馬岳
 メンバー:SH TH   

コース:蓮華温泉~白馬大池~白馬岳~鉱山道~蓮華温泉

天候が安定せず、行こうかやめようか迷ったが雨の降る確率が低くなったので実行。前日夕方に蓮華温泉に着くと思ったより多くの車が駐車していた。白馬大雪渓の登山路が通行禁止の影響が大きいのだろう。翌日には満車状態になったようだった。

20代の時、朝日岳から白馬岳までテント泊で行ったことと多くの花に感激したことは何となく覚えているが、登山道がどうだったかはほとんど覚えていない。今回楽しみなことは何十年振りに歩く蓮華温泉からの登山道と下山で初めての鉱山道コースを歩くこと、そして登山後の蓮華温泉入浴だった。それがすべて叶って満足した山行となった。

蓮華温泉脇の登山口からスタート。平日だが登山者が多い

天狗ノ庭からの雪倉岳の素晴らしい眺め。この辺りは花も多くさらに高度を上げるとシャクナゲがまだ見頃だった

白馬大池の周囲はエゾシオガマだろうか、一面に広がっていた。ハクサンコザクラも咲いていた。広々としていてのどかな雰囲気の良いところ
チングルマもまだ咲いていた

船越ノ頭に向かうと次第に多くの花が見られるようになった

船越ノ頭から白馬大池方面

次の小蓮華山へ向かう

特に目立って多かった花はアズマギク

ハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑

小蓮華山

三国境 白馬岳方面は常にガスがかかっていたが、雪倉岳の方はガスがかかったり抜けたりとまずまずの展望

鉢ヶ岳から雪倉岳


今年も会えた、ライチョウ

白馬岳山頂

山荘に早く到着したので、ひと休みした後、白馬岳頂上宿舎やテント場などを散策。やはりこの辺りはお花が素晴らしい

白馬山荘に戻ろう

2日目のご来光は見られなかったが、時間とともに晴れて来る予感のする空模様。山頂から三国境に向かう
天気は良さそうなので鉱山道への分岐に向かう。タカネマツムシソウやコマクサなどの花もあって気持ちの良い下り道

鉱山道分岐。ここからの白馬岳方面や雪倉岳方面の眺めも素敵だった

いよいよお楽しみの鉱山道はいい雰囲気。何より他に登山者がいないので静か

ザレ場を過ぎると沢の横を下って行く。崩落して歩きにくいところもあった

沢から小蓮華山方面を見上げる景色もいい感じ。沢があるので花も多い

チングルマ咲く登山道

「うまい水」の水量多くて冷たいとてもおいしい水だった

塩谷製錬所跡、歴史を感じる場所だ

ぐっと下って沢を渡渉して対岸の登山道を進む

両脇に花、くだって行くとハクサンフウロやクルマユリ、マルバダケブキ、オタカラコウ、キヌガサソウと花が変わっていく。前日のコースでは見られなかった花も多くあった

シナノキンバイが斜面の上まで咲いていた

栄養がいいのか大きいシナノキンバイが多い

こんな所を歩いたり変化があって楽しいが、迷いやすい箇所もあるのでマーキングを見落とさないように注意


1箇所だけ大きな雪渓、傾斜が緩いので危険はなかった。この少し先からは奇麗に刈払いされていた。おかげでとても歩きやすかった。

雪渓が残っているのでサンカヨウが今、見頃

クルマユリもずっと見られていろいろな花が絶え間なく続くのに驚く

「神ノ田圃」見晴らしがよく、とても素敵な場所だった。ここからの稜線の眺めは最高

「展望台」からの景色

前日登った蓮華温泉からの登山道「天狗ノ庭」の場所が確認できた

高度が下がっていくとキヌガサソウが何回も見られた。これも沢や水が豊富なため

水が流れている沢を8メートルほど歩いたり枯れた沢を数十メートル歩いたりと次々変化のある登山道
瀬戸川の架橋を渡る。水がとてもきれいだった。鉄パイプのこの橋は10月上旬から翌6月中旬までは撤去されるという

橋通過後、数分でこのザレ場を歩く。足の踏み場がついているので安心だが慎重に通過

蓮華ノ森自然遊歩道分岐。この先の木道は朽ちていてかなり注意が必要。鉱山道コースは雨の後や天候が急変した場合多くの小さな沢も含めてすぐに増水するので見極めが必要

広いキャンプ場、トイレも奇麗だった。蓮華温泉から遠いのが難点

蓮華温泉に到着。駐車場は満車でかなり手前にしか駐車できなかった登山者も多かった。大雪渓が通れないのは何かと不便だ

2024/07/24

2024. 7.21 至仏山

 

至仏山への登り途中から尾瀬ヶ原

メンバー:SH TH  コース:鳩待峠~山ノ鼻~至仏山 周回

鳩待峠には新しい休憩所と山荘が建設中だった。2025年5月営業開始の予定

山ノ鼻まで意外と長い道のりだった。木道脇には多くのミズバショウ

山ノ鼻から至仏山への登山道に向かう。ニッコウキスゲは草原の中にポツンとあるのみ

キンコウカが見頃

至仏山への登り、木の階段は朽ちているものもあり危険を知らせるピンクテープが結んであった

登り途中から尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を見る

ニッコウキスゲは至仏山への登りの方にたくさん見られた

クルマユリも見頃


山頂手前20分くらいは雨が降って雨具を着用したが、その後雨は止んで降ることはなかった

山頂が近くなるとイブキジャコウソウが目立った

山頂から小至仏山にかけてシャクナゲがあちらこちらに咲いていた

小至仏山。山頂からの下りは滑りやすい蛇紋岩に加えて泥でなおさら滑る登山道となっていて慎重に下った

小湿原。ガスって周囲の景色が見えなかったが、オゼソウやウサギギクなど多くの花を見ることはできた