2015/11/07

2015.11.3 焼岳

メンバー:SH ST HT S江 CH TT TH MK(ゲスト)

コースタイム:7:00焼岳登山口着  7:20登山開始  山頂着10:25  11:15下山開始   13:40登山口着

昨年登った会員から焼岳の眺望の良さとその割りにコースタイムがさほどかからないことから『一度は訪れてほしい山』ということで今回の会山行となった。親子会員、夫婦会員ほか、同じ労山仲間のゲストMKさんも加わって総勢8名のにぎやかなパーティーとなった。

登山口到着までに積雪がないか心配したが、雪はまったくなかった。天候は苦にならないほどのごく弱い雨。少し登ると笹に雪がうっすら被っていて登山道もしだいに数センチの雪に覆われているようになった。針葉樹林と笹に雪が積もって静かで初冬らしい雰囲気になる 。

天候は回復に向かっているはずなのだが、樹林帯を抜けてゴロゴロした岩場に来てもたまに薄日は差すものの依然としてガスっている。風がほとんどなく、積雪があるお陰か登山道は歩きやすい。

稜線に出るとすぐ近くに火山ガスが白煙とともに岩の割れ目からモクモクと吹き出し、すぐそばの大きな岩が黄緑色に染まっている光景を目にする。登山道がその噴煙のすぐ下を行くようになっていて気分のいいものではない。岩場を右にトラバースして再度、稜線に出るとぽっかりとガスの切れ間に白く輝く明神岳がお出迎えしていた。一同「おぉ!すごい!」「きれい!」を連発。天候が早朝より回復してきて日も射し始め、もしかしたら・・・と期待する。

ほどなくして山頂に到着。記念撮影のあとは行動食を口にしながらガスの切れ間に見える白銀の西穂独標、丸山あたりの山々や霞沢岳方面などに見入る。直下には上高地、時折見える新穂高温泉方面の茶色と緑の山々も見え、晩秋の麓と初冬を迎えた穂高連峰の山々の風景がとてもよかった。ガスが切れてくるかと頑張って山頂に45分ほどいたが、ガスは切れそうになく、やむなく下山開始。下山途中は青空も見えて稜線がすっきり見えた。下山中はよりわいわいとたわいもない話に花が咲き、大勢で行く楽しさを満喫した登山でもあった。

落ち葉の積もる晩秋の登山道を行く

周囲が雪景色に変わる

雪に覆われた岩場を行く

噴煙の下を行きます

ここを登ったらなんと山頂でした



上高地周辺

池に下りた元気な若者たち

ここは2,300メートル地点

噴煙が上部に見えています

3 件のコメント:

  1. 展望の山「焼岳」。見下ろす上高地は素敵ですね。また来年計画しましょう。冬は山スキーで訪れましょう。

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  2. ちょうどいいので去年の焼岳をタイトルにしました。雪はまだかな。

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  3. 焼岳タイトル写真、グッドです。今度、訪れる時は360度の素晴らしい景色を見たいです。純白の雪をまとった山は本当に綺麗でいいですね。まもなく、十日町も白い世界になりますねぇ。

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