2011/02/28

2011.02.21 鍋倉山スノーシューハイク

メンバー:M.U(単独)

行程:6:15 十日町自宅発  7:40 温井集落着  7:50 登山開始             10:30 山頂着  11:00 下山開始  12:30 温井集落着  その後、野沢    温泉に浸かり帰宅


晴れの予報のこの日、どこか行かねばと思い鍋倉山へ出かける。
今回は単独。慣れないスキーで怪我でもしたら…と思い、スノーシューハイクとした。















前日が日曜だったため、多数のトレースがあった。
それだけに、安心感はあった。

しかし、地図とGPSを使用して歩いてみよう、と思っていたが、「トレースはこっちだな。」と安易なルート選択に甘んじてしまう。

何度か歩いたことのある場所で、改めて地図を読み、きちんと判断しルートファインディングができるように訓練していかないと、今後困ったことになりかねない。




















シリセードで遊び、一人で歓声を上げ、
静かな森の中、滑らかな肌のブナに寄りかかりながらゆっくりと昼食を摂る。



















水分補給に、大きな氷柱を舐めながら歩く。

風が吹き、細く短い糸くずのような霧氷の結晶が雪面に降り積もる。まるでフサフサの毛を生やした動物の背中を歩いているみたい。

うさぎを仕留めたのであろう跡を見つけ、引きずった形跡を追ってみる。
木の根元に開いた小さな穴にたどり着く。
この穴の住人はお腹いっぱいになったかな、子供もいるのかな。
捕まってしまったうさぎはその時なにを思ったんだろう。

さっき横切ったうさぎは家族ではなかったか。

いろいろな思いが交錯する。
この自然が作り出した氷柱や霧氷の欠片を自分の体に取り込み、生死を近くに感じる。
単独での山行は、自然と自分との距離を縮めるような気がする。















終始快晴、下山の際に田茂木池付近でスキーヤーに一人会っただけで 他に人の姿はなく、独占状態。
登りは尾根から、下山時は沢沿いを歩いた。ポカポカ陽気で春のようだった。

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