2024/03/01

2024.2.29 駒の湯~銀の道山スキー

メンバー:KK

コース:大湯~


名峰越後駒ケ岳

どこから見てもカッコイイ

越後駒ケ岳に繋がる小倉尾根。駒の湯口登山道から尾根の取付きには、吊橋がかかっている。数年前この橋が落ちてしまい、昨年新しくなった。以前の橋は、片側に板があったが、新しい橋は横木があるだけで、そしてスパンも広い。なるべく雪が積もらないための配慮なのだろうか。この冬、金沢の先生Pが闇夜の中スキーで渡っていたが、白山のそれと比べれば難易度は下がるが、自分としてはかなりの難易度に感じられた。おおよそ20歩位だろうが、とても長く感じられる代物である。

用事を済ませ、遅めの大湯出発となった。今年はスノーシェッドのデブリもない。淡々と国道を進み、駒の湯の分岐を過ぎる。そこは雪崩の巣で、大量のデブリが出ている場所だが、今年はやっぱりない。そして吊橋。今日は偵察なので、じっくり眺めるだけにした。そのまま前進し、本日の目標「銀の道」に取りつく。ジグザグの夏道が、雪の付き具合でよく分かる。

始めこそ小雪のため歩きづらかったが、徐々に大きなブナ林に道が続いて来れば、登りやすくなる。銀の道は峠道であり、無理なく標高を稼いでいく。途中尾根に追い上げられる。そして、深い谷の向こうには、未丈ヶ岳、毛猛山塊などがよく見えた。標高が上がらないということは、明神峠まで時間がかかるということで、地図を見ても一向に距離が縮まない。

日に照らされた雪は、水気を含み重たくなっている。しかし、日陰の雪は軽いままだ。その繰り返しにシールを走らせれば、当然のように下駄になる。摺り足にできず、足を持ち上げること夥しい。疲れる。目標は遠い。ああ、あえなく敗退である。下りは早い。殆ど横滑りだが、スキーの機動力はさすがだ。あっという間にとりつきに着く。

帰路、橋を渡って駒の湯に寄ってみた。ぐるっと回って帰ろうとしたら、偶然点検為に登ってきた駒の湯の主人と会う。しばし世間話をした後、大湯に向かって最後の力を振り絞る。


スタートから駒が見える

スノーシェッド
出口のデブリはなかった

国道から分かれて

郡界尾根が見えてくる

駒の湯分岐

噂の吊橋

銀の道取付き

郡界尾根
全て私有地だそうだ

所々いい感じのブナ林

トラバース

国道352  スゲ~

下駄スキー 敗北

春の陽気

駒の湯



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