2018/06/28

2018.6.24 苗場山

メンバー:HY SH(W) KM ST  NY TH
コース:小赤沢コース往復 2名  祓川コース往復1名 祓川コースから小赤沢コース3名

次週にある清掃登山の下見山行に2つのコースから登った。祓川コースの駐車場はすでに満車。後続の車も次々とやってきてさすがに人気の山。今日は山も賑わいそうだ。
それにしても梅雨の時季とは思えぬ爽やかな空気。そして、徐々に青空も広がる絶好の登山日和。小赤沢コースから山頂に向かっている仲間との合流を楽しみに山頂を目指した。

樹林帯を抜けると「下ノ芝」ワタスゲとイワイチョウが初夏を感じさせてくれる。


ベニサラサドウダンが至るところに見られた。この日は遠くの山々もよく見えた。

神楽峰を目指して進む。はじめは、弱気な発言も多かった山の大先輩ふたりもこのころには余裕の足取り。

苗場山が目の前にど~んと大きく見えてきました。しかし、一旦、下ります。

「雷清水」の水はとても冷たくておいしい水でした。

お花畑を通り過ぎていよいよ最後の急登にさしかかります。
まだ、花の最盛期には早すぎました。

雲尾坂を登りきるとゆるかな木道。景色も一変します。

山頂におっさん(失礼!)ではなく、ベテラン3人到着。

小赤沢コースからの仲間と合流し、昼食をとりながら、談笑。


KMとさよならし、今度は小赤沢組と一緒に下山です。
ヒメシャクナゲやタテヤマリンドウ、チングルマを見ながら9合目に向かいます。


9合目にある看板。気持ちのよい木道もここでおしまい。いい山でした。

2018/06/25

2018.6.24 越後駒ヶ岳

メンバー:TH KK
コース:グシガハナ~越後駒ヶ岳~枝折峠
タイム:千ノ沢小屋4:15~十二平5:05~グシガハナ8:20~山頂9:10~
    駒の小屋9:30~枝折峠14:45

グシガハナとマキグラノツルネ
空は青く、空気は澄渡っていた

誕生日に頂いた赤いシャツに身を包み、朝2時家を出る。今日は越後三山縦走の下見を兼ねたTHさんのお供で、一昨年歩いたグシガハナコースを登る。そして、駒の小屋でみちぐさ山の会の清掃登山隊に合流する計画である。夜空に星が瞬き、最高の山行日和だ。

千ノ沢小屋に着き、外に出ると寒い。沢風が吹き、思わずカッパを着て出発する。水無川周辺の歴史などを知った被って講釈しているうちに、草深い十二平に到着。みちぐさ2名の方と挨拶を交わし、いざ出発。先週の高妻山に続いての急登登りが始まる。藪っぽい登山道をぐんぐん登れば、やがて八海山、水無川に落ち込む沢、尾根が見えてくる。少しの休憩を挟みながら高度を上げれば、おお!グシガハナが端(ハナ)を持ち上げている。

縦走路のオカメノゾキや中ノ岳の下りなどを十分観察しながら、THさん溜息。最後太い木の根を跨ぎ跨ぎしたその先に、ついにピークに辿り着いた。絶景!マンダムだ!峻嶮な水無渓谷、三山縦走路が目の前いっぱいに広がる。タテヤマリンドウほかお花が足元迄迫っている。静かだ。棟の背を歩き越後駒ヶ岳山頂に到着。なんてたくさんの人だ。百名山恐るべし。

ここで小屋に下って仲間に会うか、踵を返して十二平に戻るか。もしかしたら、枝折峠隊の車に分乗させてもらえるかも、なんて甘い思いに負け、小屋へ。小屋前にたくさんの登山者が集っているのが見える。小屋の超冷たい水で息を吹き返すと、なんとTMさん早くもお神酒を頂いていた。小屋番のTIさんに歓迎を受け、話をするうち、前泊のKさん夫妻の車で送ってもらえるという、なんともうれしい好意に甘え、ゆったりと寛いでしまった。

続々と清掃登山隊の皆さんが集合。TIさんが荷揚げした「すいか」を頂いた。冷たく冷やされたスイカがとても美味しかった。名残惜しいが、記念写真を撮って下山することに。先程までの賑やかさから一転、山はとても静かになった。見送りのTIさんに手を振り、枝折峠に向かった。

Kさん夫妻の好意に甘えた我々は、車中山スキーの話などしつつ、ぐるっと回って水無へ。さらに、みちぐさOさん宅に寄り、美味しいケーキとコーヒーを御馳走になり、大満足で帰路についた。




マキグラノツルネとオツルミズ沢








沢から落ちた大量の雪が行く手を阻む








高倉沢出合から
八海山に朝日が当たる







デトノアイソメ付近
越後の沢だ








視界が開ける
オカメノゾキと巻機山





先行するみちぐさ部隊









ついに到着







中ノ岳
北沢源頭








グシガハナ







駒ヶ岳山頂から霊峰八海山








小屋を目指して








小屋前にて
今日は山開き
お守りを頂きました





冷水で冷やされたスイカ
旨い!








一路枝折峠へ







大明神にて







継続は力なり
素晴らしい!

2018/06/18

2018.6.17 高妻山

メンバー:TH(M)TM TH(o)HT TM KH KK
コース:戸隠牧場~一不動
タイム:戸隠牧場6:40~一不動8:20~五地蔵9:35~高妻山11:55~牧場16:25
レポート:KK

秀麗な姿の高妻山

貴重な花を見に行こうと、TMさんの誘いに応えて、THさんが計画した山行に乗っかった。前日の雨から一転、空は澄み最高の山登り天気になった。高妻山は、入会したての頃登り、今回は30年ぶりの再訪となった。当時は、まだ若くてぴちぴちしていた青年だったわけだ。 

戸隠Cの駐車場に着くと、なんと満車状態。何とか2台分のスペースを確保したが、はたしてこの車の人達は、いったいどこにいったのか。まさか皆さん高妻山ではと疑ってみたが、実際そのようであった。牧場を抜け、遥か遠い記憶を辿っても、当時のことを全然思い出すことはできなかった。荒れた沢沿いの登山道をおしゃべりしながら登る。

滑滝の脇を鎖にぶら下がりながら上がり、岸壁をトラバース。そのようなことがあったなあ。氷清水で喉を潤せば、一不動の避難小屋に到着。もうかなりの満足感。さあ、いよいよここからがお花ロードと試練の始まりである。幾多のアップダウンを繰り返し五地蔵に着いた。北アルプス、富士山、妙高山など眺望がきいて、疲れた体には良い薬となる。しかし、目指す高妻山はまだ果てしなく遠く、一同沈黙する。

さらに試練は続き、最後は稜線までの一気登りである。その頃になると、下山する方多数で、あの駐車場状態が納得された。ガレタ道を喘ぎ、喘ぎ、最後は倒れるように稜線に出る。沢から吹きあがる風が心地良い。山頂はその先で、思わずやったーと言わずにはいられない達成感。まさに360度の大展望で、日本百名山に相応しい。

昼食を摂り、満足感に浸って、このままここで眠りにつきたい衝動を抑え、私たちは来た道を戻らなくてはいけない。途中藪に頭から突っ込んでいくTMさんを先頭に、途切れがちな話題を拾って、ひたすら下り、そして登る。一不動の避難小屋で気合を入れ直し、目指すは牧場。牛はまだか、牛はまだかと呪文のように心で唱え、何とか最後まで歩き通すことができた。





いざ出発







ガスが上がり始め、テンションも上がる







ここを思い出したのは、田中陽希の日本百名山だったか








一不動の避難小屋
ここは記憶にあった





稜線上から槍ヶ岳~穂高連峰







頚城 焼山~火打山








妙高山
こちら側からあまり見ることがなく、新鮮である





ようし、あこまでがんばろう!







やったぜ!山頂








白馬岳
大雪渓雪は沢山ありそうだ






雨飾山







長い道を引き返す

2018/06/04

2018.6.3 小倉尾根~銀の道周回

メンバー:TH SH(W)  KK
タイム:駒の湯5:15~小倉山8:00~明神峠10:30~駒の湯12:30

残雪と新緑 越後の山である

山歴~年の二人は、まだ小倉尾根を登ったことがなく、それではということで、銀の道を回る周回コースをとった。会の中でもおしゃべり好き3人なので、退屈せず楽しい一日になることであろう。

気温が高くなる前に尾根を登ろうと、4時に十日町出発。駒の湯橋の駐車スペースには、車が7~8台。おそらく皆さん泊りだろう。枝折峠に続く国道はまだ開いていないので、静かな山が期待できる。

吊橋を渡りスタート。いつものように近況など勝手に喋り捲り、気が付けば右手に越後駒ヶ岳が、木々の間から見え隠れする。休憩は長く取らず、こまめに休み休み登れば、鎖場のある急登に差し掛かる。目指す小倉山、尾根の向こうに荒沢岳が見え、俄然ファイトがわく。一気に登りきれば小倉山山頂。少し下って雪渓の上で休憩。駒ヶ岳がド~ンと眼前に!いつ見ても駒はいい!

下山する方たちを横目に、世間話に花を咲かせ一路明神峠を目指す。尾根は先ごろまで雪が残っていたのだろう、カタクリやイワウチワなどが咲きほこっていた。所々残る雪の上を歩きながら、振り返れば駒ヶ岳、中ノ岳、右手に荒沢岳の雄姿。多少のアップダウンの後明神峠の社に着く。安全を祈願して銀の道へ。

銀の道は、昨日春が来たように花のロードであった。良く踏まれた古の道を下る。道は無理がなく、かつて銀山平から荷を背負い行き来した様子が感じられた。多くなブナ林を抜け、草が多くなった頃1合目に到着。7時間ほどの山行であったが、疲れはさほど感じなかった。温泉に入るか、ラーメンを食うかを協議し結果、我々は一路車を走らせ六日町に向かった。




ネットが張ってあった







青空と駒ヶ岳








いよいよ小倉山だ







霞んできた荒沢岳








THさんの大好きな
ツバメオモト




泊りの登山者が降りてくる








振り返る







所どころ雪渓有







春の花が随所にある







明神峠






左手に郡界尾根








銀の道は快適






今日の〆
「四川風麻婆麺」
山椒が効いていた