2019/07/31

2019.7.27 苗場山

メンバー:KK MK(ゲスト)
コース:小赤沢~

台風前日 空は澄渡っていた

子供たちと小学校低学年から、夏になると川でキャンプをしたり、山に登ったりしていた。高校に上がると、部活やら受験勉強やらで山や川は遠ざかり、各々の道を歩み始め、寂しい思いをしていた。高校卒業後地元に就職した22歳のMKが「山に行きたい!」と誘いに来た。「その言葉を待ってました。」とても嬉しい気持ちで、思い出の苗場山に登ってきた。

朝4時、松代発。いきなり雨が降り出した。しかし、予報は回復傾向。山はきっと晴れているだろう。三合目駐車場に車はチラホラ。元気にスタートだ。大人になったMKと職場の話、友達の話、ラーメンの話、そして山の話をしながら歩を進める。話は尽きず、あっという間に坪場に着いた。山一面に広がる池塘と湿原に感嘆の声が上がる。確かに、あの頃君はこの景色を見ていたのだよ。

崩れかかった木道を渡ると小屋が、ぐんぐんと近づいてくる。強風に煽られつつ山頂に到着。やりました。これを機にこれからどんどん登ろう。小屋前のテーブルでラーメンを食べ、下山することにする。雲がどんどん広がってきた。

順調に下り、駐車場。邂逅の苗場山登山が終わった。「次はどこ?」なんともうれしい質問。「次は巻機山!」と答える。翌日連れ立って長岡のパーマークで靴を買ってきた。

皆でキャンプをしていたあの頃
立派な大人になった
う~ん、山はいいなあ
坪場に到着
木道を行く
雪渓が残っていた
やりました。苗場山山頂
ラーメンを食う
鳥甲山をバックに
何だか楽しみが増えましたね!




2019/07/22

2019.7.21 飯士山スラブ 岩トレ

メンバー:IH HY KK
エリア:尾根コース脇スラブ

近くに良いエリアあり
この夏、前穂高岳北尾根に挑むIHさん、HYさんの岩トレに同行した。難しくはないと言われる北尾根も、我々にとってはかなりハードルが高く、二人は春からずっとトレーニングを重ねているのである。残された時間は少なく、今日も完全燃焼で行こうと意気込む。

午前の用事を済ませ、お昼前に十日町を出発。ムシムシ度95%のなかいざ飯士山へ。五十嵐集落の奥、昔のテニスコート跡に車をデポ。車を降りた途端に汗が出始めた。装備を整え、綺麗に刈払いされた登山道を登る。負欠コースを離れ、尾根コースに進み、ここらあたりだろうと枯れ沢に入るも、結局負欠コースの登山道に出、沢出合に戻る。我々の目指すスラブとは違うようだった。

尾根コースを進み、右手に見え隠れするスラブが今日の目標。適当な場所から藪トラバース。安全な場所でハーネスを着け、ロープを出す。下半身がチクチクすると思ったら、蟻が足元から這い上がって噛みついているようだ。やめてくれ~!

スラブの傾斜は概ね緩く、フリクションも効いて登りやすい。しかし、ランニングビレーを取るものがなく、しぜんに雑木のある箇所へと導かれる。ビレーを確認しつつ、ロープを延ばしていく。それにしてもロープを出すととても時間がかかり、時は既に4時を回り始めている。スラブが徐々に雑木で覆われている箇所から登山道を目指すことにした。

沢から吹き上げてくる涼風に癒され、IHさんのビレー解除のコールを待つ。行きまーすと声をかけ、快適に登りつめると登山道に出た。ちょっと臭い汗が頬を伝う。装備を解き、水分を取って下山する。何とはなしに充実した時間を持てた気がする。何故だろう。ある程度最後まで自分らでやれた達成感だろうか。次回は、負欠スラブに挑戦しようと意見が一致。次が楽しみだ。

さあ行こう!
分岐 そして戻って来るのだ
間違えて荒れた沢に入る
正規の道に戻った途中から負欠岩
HYさん 何を思う
フリーで上に
ロープを出して
快適スラブ
一部ぬめり有
最後トラバースして
ひょこっと登山道に出る
この冬狙っている沢


2019/07/15

2019.7.14 焼山

メンバー:IH
コース :6:30 第二ゲート(P)  7:15 登山口  8:22 大曲  
              10:40 泊岩  11:40 焼山   13:00 泊岩  14:20 大曲
           15:05 登山口  16:00 第二ゲート(P) 


展望台から焼山

梅雨の中休みを狙って念願の焼山に登った。
北面台地は緑に覆われ、冬に訪れた時の感動の眺望は...期待する方が間違いか!
まぁしかし、展望台から焼山の山裾が見れたんだから良しとしよう。
北面台地を黙々と歩く。この単調な登りはきっと話し相手がいればあっという間かもしれない。
大曲からはいくつも沢(雪渓)を横断する険しく長い道のりだ。
しかし、驚いたのは良く整備されていること。長い登山道はずっときれいに刈り払いされていて歩くのが気持ち良かったし、危険な沢沿いの道には梯子やロープが設置されている。
そして、傍らに咲く花々も美しい。特にキヌガサソウとサンカヨウは今が盛りと白い清楚な花を咲かせていた。
高度を上げガス(霧)の中に入ると雪渓の出入り口が分かりずらい。天候次第では引き返さないと迷うかもしれないと思った。
泊岩からしばらく岩混じりの暗い灌木帯を抜けると森林限界。ザレた登山道を登ると霧に霞んで大きな岩が突然姿を現す。岩に薄っすら残るペンキ(矢印)を探しながら山頂を目指す。周りが全く見えないので、ここが山頂かと思うが頂標がないので次の矢印を探すというパターンを2~3度繰り返す。そして、ようやく焼山山頂のプレート発見。2400mの山頂からはどんな眺望だったんだろう...想像するもゆっくりするには寒いので早々に下山。
一か所ロープ張られた岩場があり三点確保でクライムダウンの練習をする。
すっかり山は濃霧に包まれ登山道を探しながら雪渓を越え下る。14時頃本格的に雨となり合羽を着用。下山路も長い山だった。
焼山北面台地、やはり真っ白な季節に来る方が楽しいかなぁ。。。
第二ゲート(駐車場)
 
登山口に設置されたシェルター

シェルターの中
  
大曲の地震等の観測機器
 
 


北面台地と高松山

鉾ヶ岳遠望


雪渓の出入り口は要注意!



  

霧の中から大岩出現!
どのピークが山頂なのか?

山頂直下の岩場
眺望は想像して!
 

2019/07/14

2019.7.13 叶津川小三本沢

メンバー:TM、TU
コース :6:45入叶津登山口 7:20山神杉 7:30小三本沢 10:20大滝
     11:45小屋跡 13:00下山開始 14:30登山口

去年の今頃はうんざりするくらいの好天と紫外線のもと北アルプスを10日以上歩いていたのだが、今年はまだまだ梅雨の明ける気配はない。
どうにも山にも沢にも足が向かないのだが、TM氏にはあまり関係ないようだ。重要なのはそこにC2H5OHがあるかないか、それだけらしい。
雨で濡れそぼったヤブに嬉々として突っ込み、山の恵みを両手に満面の笑み。晩酌が楽しみで仕方がない。やっぱり山はやめられない、乾杯!

いつもの祠

沼ノ平近辺の地形と地質は興味深い

ウスヒラタケを堪能




今夜は何を飲もうか

足元が確かだなんて俺らしくないぜ



霧雨の大滝



登山道との合流直前


手が震えてきた・・・