2021/04/25

2021.4.24 飯豊山

 


自転車アプローチで山スキー。本社ノ沢を滑降。

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2021/04/24

2021.4.24 日蔭山山スキー

 メンバー:TH IH SH KK

コース:グリーンピア林道入り口~

レポート:KK


類が友を呼んだ小松原

遥かなる日蔭山

え!こんなところで会うなんて、ということがあるでしょう。ちょっとこれはまずいぞ、という場面は除き、その多くは喜びに満ちるであろう。ましてや、あまり人が来ないであろうマニアックな山奥となれば、なおのこと。それもシーズンに2回ともなれば、もう運命としか言いようがありません。

シーズンも終盤、登って滑られる山域も限られてくる。今日はその中の一つ、大事に取っておいた十日町市の奥「日蔭山」に行ってきた。麓から見える三角雪田は、まだ真っ白。ここを滑らずしてシーズンは終われない。

夜明け前、4時林道入り口を出発。長丁場の始まりだ。放射冷却で雪面は硬く、おまけに凸凹が激しく、思うように前に進めない。やっとの思いで圃場の端までたどり着くも、ここまでで1時間半もかかってしまった。さらにそこから尾根を進むが、凸凹は改善されず、徐々に体力を奪われていった。尾根をいったん下り、対岸に移る。ガタボコに苦しめられながら、やっと便所に着く。

ヤド沢に架かる橋を渡り、小さなボコを越えると、眩く春の朝日に照らされたブナの林が、視界いっぱいに広がった。小松山に繋がる尾根を辿ると、やがて前方に日蔭山が現れる。だいぶ近くになった感じがするが、まだ先は長い。小松山の山腹をトラバース気味に緩登し、コルを目指す。重い足を引きずるように稜線に辿り着けば、眼前に苗場山がドド~ン!先週滑ったルンゼがはっきりと確認できた。

そして、9時半、我々はついに山頂を踏む。疲れました。食事を済ますと思わずまどろんでしまった。しかし、いつまでものんびりとはしていられず、大斜面に飛び込むことにする。斜面は面ツルで最高のコンデション。大きく回って落ちる。23度場所を移しながら、沢に向かって滑降。途中でトラバースし、シールを張って小松山に登り返す。

小松山の山頂から第2幕。避難小屋を目指して。小屋が近くになると、何と人の声が。貸し切りかと思ったのに残念なことだ。と、先行したSHが何やら親し気に話しをしていた。先方の顔を見ると、なんてことでしょう、朝噂をしていたS組合の先輩Tさんと現役のTさんだった。「こんなところに来るのはお前さん方だと思いました」とお褒めの言葉?を頂く。しばし談笑する。

Tさんらと別れ、長い帰路に向かう。それでもスキーは早く、緩い尾根をどんどん下ることができた。心配していた凸凹も、雪が緩んだせいもあり、順調に滑ることができた。難関としていた圃場もスムーズに通過。後はゲレンデを滑るだけ。四苦八苦した二人を除き、すんなりと車まで帰り着く。そして昼食。入山前から決めていた「かどまん」本店にいく。盛りの多さにたまげながらも、全員瞬く間に完食。お腹が減っていたのですね。


ヘッデンスタート

超歩きづらい

朝日と共に

姿を現すも…

やっと便所

癒し空間

ツワースキーの喜び

後方に広がる十日町

小松山は巻く

苗場山

霧ノ塔

仲良くB

意外とくっきり

ヒャッホウ!

広大

どこでもOK

頑張った甲斐がある

満足

戻って

小屋を目指し

こんなとこでね!
と、笑顔があふれる

避難小屋

緩い斜面が続く

試練は続く

後は滑るだけかと思ったら

到着

ボリューム満点

IHさんのスキー



2021/04/22

2021.4.21 菱ヶ岳山スキー

メンバー:KK

コース:グリーンパーク~


東頚城郡の名峰

春山到来

平成の大合併で、我が東頚城郡は消滅してしまった。あたかも既成事実のように十日町市となってしまったが、心は東頚城なのである。合併から既に20年近く経とうとしているのに、未だ東頚城を馬鹿にしている一部の年寄りがいる。それが十日町だけかと思っていたら、上越市にもあると聞いたことがあり、こんなに時代が進んだのにと溜息が出る。「偏見」ってやつでしょうね。

 

ゲレンデ末端から登りたいと思っているうちに、暖かい日が続き、あっという間にゲレンデの雪は消えてしまった。結局去年と同様にグリーンパーク付近からの出発となる。積雪は今年の方が断然多く、切れている個所はなかった。足が重く歩みは遅かった。それでも、ゴンドラ山頂駅付近から調子が出てきて、山頂だけではもったいないと思い、信越トレイルルートに行ってみることにした。

沢を詰め、尾根を少し登れば信越国境稜線である。正面に先週の苗場山がどんと控える。更に鍋倉方面に向かうと、妙高火打~高妻の山並みが春霞の向こうに見えた。稜線上にはまだ雪は多く残っていて、スキーを蹴って縦走できそうな雰囲気だ。山の多くはお椀を被せたような山様で、里山の優しさがにじみ出ているようだ。

稜線からいったん下り、菱ヶ岳へ向かう。整ったブナ林を登っていけば、山頂はすぐそこ。切れ落ちた淵から須川集落が箱庭のように俯瞰できた。残念ながら我が刈羽黒姫山は、霞んでよく見えなかった。しばし休憩の後、山頂から滑り始める。崖の右寄りの急斜面を落ちていったが、雪が緩んだおかげで危なげなくゲレンデに合流できた。後半はゲレンデ滑走で楽しむことができ、車横づけで締めくくれた。

里はすっかり春本番で、あちこちで農作業が盛んに行われていた。さあ、帰って俺も百姓だ。


朝活

途切れづに

ゲレンデの雪は豊富

昨年4.25日
地元Uさんの後ろ姿

面白い地形だ

信越国境へ

昨年

ゴンドラは休止だそうだ

信越トレイルから菱ヶ岳

苗場山

妙高火打~

野々海方面

道標

山頂下のブナ林

ザ・中山間地

お参りをする

ナイスザラメ



2021/04/21

2021.4.17 北股岳

 


石転ビ沢→北股岳→門内岳→門内沢。

飯豊に初めて行ってみた。


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2021/04/20

2021.4.19 高柳 天王山

メンバー:KK

コース:かやぶきの里~


里山に眠る石仏が語りかけてくる

今日は別角度から

雪消えと共に村の衆は、田植えの準備やら、山菜取りやらと忙しそうに動き回っている。何者にも邪魔されずにスキーをやってこられた冬が懐かしい。ああ、早く雪が降らないかなあ。と、この時期になると思うのである。

集落に貢献して点数を稼いでおけば、後々多少の我儘(山に出かけしまう)も多めに見てくれるであろうと、午前中に農道のぼよ切りに精を出した。頃合いを見計らい天王山に出かけた。隣ご近所の門出から出発。どこから取付けばいいのか分からなかったので、とりあえずかやぶきの里に行ってみた。調度タイミングよくお茶タイムで、指導を受ける。

農道の脇に車を停め、顕著な尾根に取りつく。薄っすらと踏み跡が残っていた。概ね藪。春まだ浅いので、まあまあ見通しが利いた。至る所カタクリの花盛りで、足の踏み場がない。踏み跡を辿って行くと、左手に栃ヶ原ダムが見えた。へ~、こんな位置関係か。振り向くと刈羽黒姫山。なるほどと感心する。笹薮を少し漕ぐと三角点。山頂はもう少し先だ。

正面が開けたところがピークだった。「天王山」は、牛頭天王を祀ってある。よって、たくさんの祠は疫病除けの神様らしい。なるほど。歴史は面白い。峰の正面に松代清水集落があり、深い沢の底まで水田があった。どう表現していいか、凄いなあ。帰路は郡界尾根を下がる。始めこそしっかりした踏み跡であったが、途中から不明瞭となり、最後急な斜面をずり落ちると、河原に着いた。そこから農道らしき道を通って車まで戻る。

帰路、この土地の情報源「KIYOSI」さんの自宅で高柳の話をたくさん聞かせてもらった。

里山は奥が深い。


この橋を渡る

ひっそりと

概ねこんな感じ

栃ヶ原ダムが近い

三角点

花咲き乱れ

天王山山頂

コロナ退散

う~ん山が深い

登ってきた尾根

可憐に

降りてきた尾根

かやぶきの里

天王山遠望