メンバー:TH IH SH KK
コース:グリーンピア林道入り口~
レポート:KK
類が友を呼んだ小松原
遥かなる日蔭山 |
え!こんなところで会うなんて、ということがあるでしょう。ちょっとこれはまずいぞ、という場面は除き、その多くは喜びに満ちるであろう。ましてや、あまり人が来ないであろうマニアックな山奥となれば、なおのこと。それもシーズンに2回ともなれば、もう運命としか言いようがありません。
シーズンも終盤、登って滑られる山域も限られてくる。今日はその中の一つ、大事に取っておいた十日町市の奥「日蔭山」に行ってきた。麓から見える三角雪田は、まだ真っ白。ここを滑らずしてシーズンは終われない。
夜明け前、4時林道入り口を出発。長丁場の始まりだ。放射冷却で雪面は硬く、おまけに凸凹が激しく、思うように前に進めない。やっとの思いで圃場の端までたどり着くも、ここまでで1時間半もかかってしまった。さらにそこから尾根を進むが、凸凹は改善されず、徐々に体力を奪われていった。尾根をいったん下り、対岸に移る。ガタボコに苦しめられながら、やっと便所に着く。
ヤド沢に架かる橋を渡り、小さなボコを越えると、眩く春の朝日に照らされたブナの林が、視界いっぱいに広がった。小松山に繋がる尾根を辿ると、やがて前方に日蔭山が現れる。だいぶ近くになった感じがするが、まだ先は長い。小松山の山腹をトラバース気味に緩登し、コルを目指す。重い足を引きずるように稜線に辿り着けば、眼前に苗場山がドド~ン!先週滑ったルンゼがはっきりと確認できた。
そして、9時半、我々はついに山頂を踏む。疲れました。食事を済ますと思わずまどろんでしまった。しかし、いつまでものんびりとはしていられず、大斜面に飛び込むことにする。斜面は面ツルで最高のコンデション。大きく回って落ちる。2度3度場所を移しながら、沢に向かって滑降。途中でトラバースし、シールを張って小松山に登り返す。
小松山の山頂から第2幕。避難小屋を目指して。小屋が近くになると、何と人の声が。貸し切りかと思ったのに残念なことだ。と、先行したSHが何やら親し気に話しをしていた。先方の顔を見ると、なんてことでしょう、朝噂をしていたS組合の先輩Tさんと現役のTさんだった。「こんなところに来るのはお前さん方だと思いました」とお褒めの言葉?を頂く。しばし談笑する。
Tさんらと別れ、長い帰路に向かう。それでもスキーは早く、緩い尾根をどんどん下ることができた。心配していた凸凹も、雪が緩んだせいもあり、順調に滑ることができた。難関としていた圃場もスムーズに通過。後はゲレンデを滑るだけ。四苦八苦した二人を除き、すんなりと車まで帰り着く。そして昼食。入山前から決めていた「かどまん」本店にいく。盛りの多さにたまげながらも、全員瞬く間に完食。お腹が減っていたのですね。
ヘッデンスタート |
超歩きづらい |
朝日と共に |
姿を現すも… |
やっと便所 |
癒し空間 |
ツワースキーの喜び |
後方に広がる十日町 |
小松山は巻く |
苗場山 |
霧ノ塔 |
仲良くB |
意外とくっきり |
ヒャッホウ! |
広大 |
どこでもOK |
頑張った甲斐がある |
満足 |
戻って |
小屋を目指し |
こんなとこでね! と、笑顔があふれる |
避難小屋 |
緩い斜面が続く |
試練は続く |
後は滑るだけかと思ったら |
到着 |
ボリューム満点 |
IHさんのスキー |
お久しぶりです。雪解けがかなり進んでいるとはいえ、山の上はけっこう雪残っているような感じですがいかがですか。かどまん、がでてきたので思わずコメントしました。一回しか立ち寄ったことないですが、なかなかの雰囲気でいいですよね。
返信削除おはようございます☀️かどまんの成り立ちを聞いてきました。後でご報告します🍜🍥下山後のラーメンは身体にしみます。
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