2021/12/25

2021.12.25 刈羽黒姫山

メンバー:IH KK

コース:磯之辺~


今年もありがとう!刈羽黒姫山

来年も安全登山を


今ラジオから懐かしい歌が、寒々とした部屋に流れている。知っているかな「NSP」。“雨は似合わない”。冬だから雨は似合わない♬ 外は雪が勢いよく降り始めた。今晩どのくらい降るか!暗い越後の冬と言われるが、果たしてそうだろうか。今年もいよいよ押し迫った感じだ。

朝から雨である。雪にはならなかった。テンションかなり下がり気味だ。IHさんと麦麦で待ち合わせ、温かいパンをザックに入れて、磯之辺へ。集落の家のなくなった辺りまで除雪がしてあった。超久しぶりに、ワカンで登山開始。黒姫神社を過ぎると、雪景色が一気に広がる。道路を並んで歩く。重い雪が足にまとわりつく。

登山、山スキー、子供の事、年老いた親の事、読書、話は尽きない。雪は徐々に増え始め、膝近くまでの深さになる。木々の枝には、今朝降ったのであろう、真っ白な雪が乗っかっている。景色は見えないが、白いベールを纏った周りのブナたちは、眠っているようだ。話をしているうちに、鵜川神社に着いた。

最後のトラバースは、ボヨに行く手を阻まれる。藪は手強く、巻いて通過した。山頂到着。避難小屋で暖かい飲み物をもらい、体を温めて下山。当然だが、誰も上がっては来なかった。

次回はスキーで来られるだろう。


出だしは雨

黒姫様お守りください

さあ、今期はどこまで積もるか

静かに

尾根を行く

滑られる

佇む木々たち

静粛

定点観測地


垂れるボヨ

いよいよ来るか



2021/12/12

2021.12.11 米山

 メンバー:SH TH

コース:下牧から往復

この時季、どこの山に行こうかと考え、初冬の米山に行くことにした。多分、10年以上振りの下牧コースを選んだ。記憶にあるのは、廃校になった小学校が登山口だったことやブナ林の中の登山道が深く掘れていたこと、途中に避難小屋があったこと、避難小屋のすぐ先きに両側が切れ落ちた狭い登山道があったことである。

雨はまだ、降っているが出発。

廃校になった小学校はコンパクトな建物に変わっていた。
「下牧ベース933」洋式トイレに電灯は人感センサー、
テーブルや椅子もあり、宿泊できるよい施設だ。

初めは杉林の中をしばらく歩く。気になるほどではないが、弱雨

登山口から1.2キロで水野集落との分岐

古くからの信仰の山である。昔から多くの人々がこの登山道を
歩いたのだろう、深く掘れていて歩きにくいが、歴史を感じる

駒ケ岳(こまのこや)。すぐ先に三十三観音様

冬になりひっそりとした雰囲気に包まれている

時折、登山道脇にも観音様。見守ってくれているよう。

前方に米山山頂

しらば避難小屋。冬囲いされていたが、中には入れる。きれいだった。

覚えのある痩せ尾根に向かって下ります

山頂の300~400m手前から登山道も雪に
覆われるが、思っていたより雪がない

山頂避難小屋。けっこう風が強い。
山頂で大平からの2名の登山者と会う。

避難小屋でひと休みして10時半に下山開始

例の痩せ尾根。そこを過ぎてちょっと登るとしらば避難小屋

登山口に記念の米山案内図あり。
過疎化が進んで空き家が目立ち、寂しく悲しい😢


2021.12.11 姥ヶ岳

 

とりあえずの足慣らしへ。シールで歩くのはやはり気分がいい。

ヤマレコ記録へ

2021/12/08

2021.12.5 小松原林道山スキー

コース:大場~小松原林道

メンバー:KK


時を大切にしよう

シーズンイン

あちこちで、山スキーシーズンインのブログや報告がされていて、ちょっと焦り気味なこの頃だ。長期予報では、ラニーニャで大雪になると言っていたが、果たしてどんなものか。とりあえず、冬山用の体づくりを始めてみようと思い立ち、一人小松原林道に向かう。

今朝の十日町方面は、雪がうっすら程度で、除雪車も出動なしだったが、グリーンピアに向かう道路は、しっかり除雪されていた。当然、大場から入る林道も、はなからシャットアウト状態である。さて、どこまで根性がもつだろうか。

この林道は、私の一押し(林道を推薦してどうするのか)で、傾斜がある程度あり、平坦地がないので、一旦滑り出すと終点までノンストップで降りこられるという、秀逸な林道である。従って、ほとんど面白味もなく(当たり前であるが)、ただトレーニングに徹するのみである。積雪は30cm上位で、最後まで踝ラッセルが続いた。行けども行けども同じような景色で、普通の人は飽きて帰りたくなるだろうが、かの金沢の先生たちは、林道ラッセルを数時間こなしたのち、白山に登るのであり、34時間の林道歩き位で弱音は吐いていられない。

この道は、仕事で毎年のように通っているので、凡その現在位置は把握しているため、大まかな時間の計算はできている。湿原入口の便所を最終目標にしていたが、なまった体は言うことをきかず、すぐに「帰りたい病」が発症した。しかし、初回から中退では、あまりにも情けないので、目標時間を下げつつ登って行った。

辺りは、昨晩からの降雪で実に美しい。雪山は最高である。幾度かの直線を頑張り、峠に着く。下り気味の林道を進めば、目標だった便所に到着。4時間かかった。数年前には、7時間かかっているので、今回は条件的に良かったのであろう。峠でシールを剥ぎ、いざ帰還。案外板は滑らず、スピードは出なかったが、出発地点までは50分弱で着いた。当然後続などいるはずもなかったが、つい誰か来ないかと期待してしまった。バカだ。

今年も怪我無く、充実した山スキーをやれるように祈るばかりだ。

 

よし!スタートだ!

導水管ゲート

いい景色だ

誰か歩いたみたい

国有林ゲート

晴れるだろうか

下界は晴れているようだ

やっと便所が
4時間かかった

今日の目的地

高速道路へゴー!

だが、国道3桁だった

今年もたくさん登り、滑りたい。事故なくシーズンをやっていこう。


2021/11/19

2021.11.13 平標山

メンバー:KK 他1名

コース:二居~


山好きになろう

山へ

今日は、2,000m級の山は初めてのMK君と、平標山へ二居から登ってきた。このまま彼が、ずっと山好きでいてくれるのを願って、晴れが約束されている日を選んだ。結果、快晴の中富士山まで見ることができ大満足。次回の山行まで約束してくれた。降雪まで、あと数回行けるだろうか。

日増しに、気温がどんどん下がっている朝、5時に松代を出発。今日もあれやこれやと世間話をしながら湯沢へ。林道を進み、林道終点から歩きだす。幹の白い白樺やダケカンバの木を見て喜ぶMK君。子供の頃と変わらないのが嬉しい。

前回の大岳のドロドロ登山道では、さんざん苦しめられたので、今回随分と警戒していたらしい。しかし、このコースは登山者も少なく、道は荒れていない。静かな山旅ができるので、お気に入りなのであり、彼を連れてきたかった。階段もなく、おしゃべりをしながら松手山へ。稜線に出れば、苗場山から稲包山、平標山までぐるっと見渡せる。絶景に満足そうだ。

初冬を思わせる周りの景色に体を溶け込ませる。トラウマになりつつある階段は、霜が降りていて滑りやすくなっていた。木々には霜が付き、もうこの辺は冬の装いである。登山道脇には、立派な霜柱が頭をもたげていた。一ノ肩から緩い稜線を山頂へ。朝からずっと、群馬県側からガスが湧き上がっている。そうこうしているうちに山頂に着く。一瞬、仙ノ倉山方面が見えたが、すぐにガスで真っ白になる。体も冷えてきたので、早々に下山。下を見れば、どんどん登山者が登ってくる。すげ~数だ。

気温の上昇とともに、霜も解けだし、幾分登山道もぬかるんできた。これから登る人たちが、下山する頃には、靴をかなり汚すことになりそうだ。そして、松手山から二居登山口へ。誰も居ない。全く静かだ。かさかさと落ち葉を踏みしめ、葉を落とし切った広葉樹の道を降りて行った。この次はどこに行こうか。


寒い!

松手山で日に当たる

遠く富士山

ガスが取れない苗場山

霜柱にびっくり

階段が待っている

階段が真っ白

笹の海原

ヤカイ沢

ホワイトロード

やりました!山頂です

仙ノ倉山方面が少し

気持ちのいい稜線

苗場山クッキリ

静かな登山道