2023/09/26

2023.9.24 上州武尊山

 

家ノ串山から次の中ノ岳と武尊山山頂を目指して

メンバー:SH TH  コース:川場野営場から往復

 ようやく秋の空気に入れ替わり、まさに登山日和。手小屋沢避難小屋経由や武尊神社からは何度か歩いたが、このコースは初めて。コースタイムは5時間だが、川場剣ヶ峰からの稜線歩きが素晴らしいのではないか、と期待して向かった。

登山口の川場野営場標高1,220m。避難小屋もある。車は6台ほど。5:35分出発。山頂まで7.1キロと長い。


はじめは緩やかな樹林帯を行く。30分で不動岳との分岐、右のコースを行く。この先、天狗尾根に上がるまでは急坂だった。


オグナ武尊スキー場のリフトがここまで来ていた。遠くに片品武尊牧場スキー場そして燧ケ岳が見える。

前武尊に向かうと鎖場が2,3か所あった。


急登を登りきると2039.7mの前武尊。日本武尊像あり。東側のみ展望があって赤城山がよく見える。

前武尊から少しくだると目の前に変わった山が現れ、これが川場剣ヶ峰。この山を右から巻いて行きます。

家ノ串山からゼビオス岳が見えてきた。

ここがピーク越しの岩峰を行くコースと巻道コースとの分岐。無理せずに巻道を進む。

けっこうな岩峰、右下の巻道の登山道を歩いてきた。

家ノ串山から中ノ岳、そして武尊山山頂の三山。この辺りからがこのコースのメインか。
アップダウンがあるからまだまだ時間はかかるが、眺めは良さそう。

振り返ると歩いてきた川場剣ヶ峰と奥には前武尊。その後ろに赤城山、左に皇海山も。

こちらは高手新道コースからの剣ヶ峰山。そのうちにこちらも歩いてみたい。

2,103mの家ノ串山

家ノ串山を過ぎると岩峰と痩せ尾根を行く。鎖やロープもある。登山道はこの先まで泥濘もなく歩きやすい登山道だった。

ゼビオス岳の奥には至仏山と燧ヶ岳

片品武尊牧場スキー場からの登山道との分岐。この先の中ノ岳は左側をトラバースして行く。笹清水の水場の手前とその先の2か所は泥濘で歩きにくいが、他は問題なし。

三ツ池と山頂。サンショウウオがたくさん生息していた。

ここにも日本武尊像

9:50分山頂着。爽やかで歩きやすかったこともあり5時間はかからなかった。

谷川連峰の山々。ぐるっと360度展望の良い武尊山。

剣ヶ峰山。猛暑のため、まだ紅葉の気配は全くなかった。

下山。中ノ岳から家ノ串山、川場剣ヶ峰、帰りの道のりは長い。

家ノ串山手前の鎖場

家ノ串山へは岩峰を行く。

不動岳への分岐の手前にこんなところもあった。岩の下をくぐるかこの頼りない木を伝うか、左側から登り降りするかの選択。



2023/09/10

2023.9.10 刈羽黒姫山

 

秋の気配の山頂

メンバー:SH TH
コース :折居コース往復

予定もあるので、体力維持のため近くの山に。まだまだ残暑が続くらしいが、秋の気配も徐々に感じられるようになってきた。ようやく明るくなってきた5時過ぎに駐車場を出発した。山頂で磯之辺から来た登山者4名と会い、下山路で4名の登山者とスライドした。

駐車場から5分程で黒姫山参道入口。小さな橋を渡る

最初は杉林、次に雑木林そしてまた杉林。

鶏冠の嶺(とさかのつんね) ここから少しくだる。その後はこのコースの核心部でロープや鎖のある痩せ尾根を行く。


痩せ尾根

振り返ると米山

山頂が近くなってきた。


核心部が終わりあとはブナ林と足元のイワカガミを楽しみながらの登り

避難小屋と山頂

6:50分 山頂着。パンとコーヒータイム


8:08分 駐車場に到着。

2023/09/03

2023.9.2 谷川岳

 

肩の小屋と平標山への縦走路

メンバー:SH TH

コース :西黒尾根~天神尾根~ロープウェイ

今年は数十年振りのコースを行く山が多いが、谷川岳西黒尾根もそのひとつ。きっと20年以上振りと思われる。谷川岳へは何回も行っているのだが、西頃尾根は敬遠していた感あり。久し振りに歩いてみたくなった。

森林限界までは我慢の登りが続くが、登山道はしっかりしていて申し分ない。森林限界を過ぎると一変して岩稜帯となり鎖やロープ、岩場が続いた。しかも岩は数えきれない登山者が手をかけたり足を置いたたりしたためだろう、ツルツル、テカテカしていて滑ること間違いなしって感じ。気を抜けない登りだが、ぐんぐん登っているという感覚がいい。展望もよく天神平や白毛門から朝日岳、清水峠などが見渡せて眺めも楽しみながらの急登。ザンゲ岩を過ぎると傾斜が緩みほどなくして、天神尾根コースと合流し山頂はあとひと登りであった。

早い時刻の登頂で、登山者は少なくゆっくり休んだり景色を楽しむことができた。下山開始と同時にロープウェイを利用して天神尾根コースから来た登山者が続々と山頂に向かって来た。天神尾根コースは広くてすれ違いができて大勢の登山者が来たが、時間がかからず下山できた。猛暑の夏は明後日辺りで一区切りつくのだろうか。

5:20分 西黒尾根登山口をスタート。最初から急登。

5:50分 鉄塔

道は広めでゴロゴロした石があり登りやすい道

7:00 森林限界を抜けたらすぐに最初の長い鎖が現れた。

高度を上げて行くと白毛門から朝日岳、清水峠などが見えた。

天神平、ガスが上がってきて見えなくなったりまた見えたり。

7:16分「ラクダの背」前方の登山道には9名の登山者が確認できた。コースを示す黄色のペンキが目立ち、道を間違える心配はなさそう。

前方の登山道をアップ

ラクダの背から下るとすぐに厳剛新道との分岐があった。

けっこう長い鎖場。この上にもまだ鎖あり。

山頂がかなり近くなってきた。

イワショウブの花が盛り。けっこう秋の花が咲いていた。終わりに近いが、ハクサンフウロもまだ咲いていた。

ザンゲ岩が近くなると巨大な一枚岩が多くなった。

トリカブトも盛り

左にザンゲ岩

山頂(トマノ耳)が見えた。

振り返って見る登って来た西黒尾根と周囲の山々

稜線に出たら遠くに苗場山

平標山へ向かう縦走路。オジカ沢の頭と後方に万太郎山

8:45分 山頂(トマノ耳)に到着。早い時刻で丁度誰もいない時間だった。

これから向かうオキノ耳と一ノ倉岳から茂倉岳

オキノ耳と朝日岳方面

トマノ耳と登って来た西黒尾根。急登で荒々しい感じ

9:00 オキノ耳。数人の登山者のみ

10:25分 天神尾根をどんどん下り熊穴沢避難小屋。まだまだ登ってくる登山者が多い。

天神平手前から見上げる谷川岳と西黒尾根