2024/04/08

2024.4.7 黒倉山山スキー

メンバー:TH HY SO NI KK

コース:柄山~よし八池~鍋倉山~

レポート:KK


気になる地へ

静かな鍋倉山山頂

各地から桜の便りが届くとともに、山も花の季節を迎えた。眩く春の陽ざしを受け、カタクリが登山道脇に咲き誇り、私たちを迎えてくれる。いい季節になった。先月黒倉山に登った際、尾根から見えた白い台地が気になって仕方がない。よし八池に繋がる台地だ。林道歩きは辛そうだが、仲間とおしゃべりしながらなら苦にならないだろう。

今季3回目の柄山集落。林道スタートと思いきや、何と除雪がしてある。入口にドンと雪の山があり、車は通行止め。いきなりスキーを背負う羽目になる。これが光ヶ原分岐まで続いたらと思うと、テンションががっくりと下がった。15分位歩くと、嬉しいことに除雪は終わっていた。スキーを履き再スタート。林道を忠実に進む。空気が澄んでいるのだろう、妙高火打、矢代山地の山々がくっきり見える。

林道を歩くこと1時間、大きなよし八池に着く。東屋があり、雪のない季節はキャンプもできそうな雰囲気だ。池に流れ込む沢に入る。何本かの流れを横切り、目指す台地に立つ。目的の一つを達成して、素直に嬉しい。関田山脈の尾根がすぐそこにある。

沢を詰めて登る。徐々に傾斜が増していく。細かいジグを切り、ブナの間を抜けると信濃と越後を分ける稜線に立った。千曲川の沿って広がる景色が美しい。

信越トレイルのルートを足元に鍋倉山へ。流石にこのコースをスキーで周回する人はいないだろう。23回のアップダウンを凌ぐと鍋倉山山頂。誰も居ない。あれほど賑わっていた人気の山は我々だけだった。久々野峠でステップソールの単独の方とスライド。結局今回出会った登山者は、この方だけだった。最後の登りを頑張ると黒倉山山頂。

さあ、シールを剥いで滑りましょう。いつものコースを下山。前回より少なくなったとはいえ、雪は滑るのに支障はない。ザラメに今までの苦労が報われた。トラバース気味に標高を下げていく。快適である。高めに位置をとり、山を巻くように滑り、杉林に突入。ボコボコの林を下り、最後は林道に降り立った。

先頭のトレースに乗るとスキーは走り、除雪終了点に難なくついた。最後はスキーを再び背負い、集落に着いた。地元の方と雑談後我々は桃の木亭に向かった。今日も良い一日になった。


どこまで除雪してあるか

ようやくスキーを履く

看板が高い

2.12

これが「よし八池」

よし八の台地

徐々に傾斜が増す

信越国境稜線に到着

振り返れば頚城山塊

鍋倉山

もう登りは勘弁してくれ

山頂から関田山脈

光ヶ原高原

仏ヶ峰方面

滑りいい

Yさん華麗

SOさん上手い

水を得た何とか

堅実

木は気にならない

トラバース





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