メンバー:KK
コース:五十嵐
スライダーおあずけ
この次はあるか |
今季登りたかった山の一つ「飯士山」に行ってきた。南魚沼に出てみれば、どこからでもそのきりっとした山容を見ることができる。1,111mとは思えないその山頂からは、大展望が広がっている。ドキドキする。
朝は辛い。除雪の時は、2時でもスッと起きられるのに、ついうだうだしてしまう。意を決し、布団を跳ね上げ家を出た。星は出ていないが、今日は晴天が約束されている。五十嵐集落を抜け、道路脇の除雪押し出し口に駐車。林道を忠実に進む。小さなコブに着くと、飯士山が姿を現す。かっこいい!はたしてスライダーを滑ることができるだろうか。
林道終点から杉林に入る。今回はホッシーさんが数年前に取ったコースを参考にした。記録にも記載してあったが、かなりの急斜面が予想される。自分はスキーで登り上げられるか。杉林を忠実に辿る。林内は枝から落ちた雪で凸凹。非常に登りづらい。傾斜も急である。それを何とかしのぎ、舞子からの夏道の尾根に合流。スキー場の賑やかな音楽が響いてくる。
尾根からいよいよ山頂に向かう。始め稜線沿いに登るが、壁に行く手を阻まれ右の斜面へ。30㎝刻みのトラバースはかなり緊張した。そこを過ぎブナの斜面に入るも、傾斜がきつく高度を稼げない。やってはいけないキックターンを繰り返す。暫くして林を脱し、稜線上に戻る。ようやく山頂付近らしき様子を窺うことができた。左に張り出した雪庇に注意を払いつつ、ジグを切るとおお!ピークがそこに。コブを一つ越えて、1,111m飯士山山頂に立つ。
スライダーはその先“南峰”スラブになるが、一人で向かう気力が失せ、今回(次回はあるのか)止めることにした。予報に反し、青空が広がることはなく、後ろ髪を引かれる思いで下山に入る。直下の急登を横滑りで凌ぎブナ林へ。適度に残る新雪で滑りやすいが、急な斜面ゆえどんどんとスラフが落ち、徐々に沢を埋めていった。落ち切ったスラフを確かめ、いざ沢に入る。程よいパウダーで大変気持ち良い。広い沢を滑り、適当なところで杉林に戻った。林道に入ると、雪はすっかり腐りスキーは全然滑らない。平らになる手前でシールを張り直し、手漕ぎで車まで戻る。空はすっかり青空になっていた。
課題は残ったが、かなり達成感はあった。越後里山ラブですね。次はあの山かな。
林道の先に雄姿が |
テニスコート跡地 |
直接負欠岩方向に繋がる尾根 |
急な杉林を抜けて夏道に合流 |
いよいよ核心へ |
難儀して急斜面を越えた |
山頂への雪原 |
ぼんやりと山頂 |
南峰 あの下にスライダー |
湯沢方面 |
雲が取れん |
鋸尾根 |
下山開始 |
快適 |
いいですね |
ボール状を滑り |
杉林に入る |
帰りは重い |
帰ってきました |
韓国風旨辛麺 |
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