メンバー:SH TH IH KK
コース:ジャバミ沢右岸尾根
レポート:KK
粉雪と私
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やっぱり山スキーは楽しい |
どこに行こうか。迷った末に阿寺山へ。きっとたくさんの人が訪れてくるのだろう。自分としては、静かに山に登りたいのだが。世間は、新型コロナ第6波襲来と騒いでいる。早く何とかならないものだろうか。
朝3時。昨夜から思いのほか雪が降り、集落の駐車場の除雪をしてから自宅を出る。多分、阿寺山取りつきの駐車スペースは、まだ除雪の最中だろうと読む。案の定、タイヤショベルは、シャリシャリとチェーンの音を弾ませて上に向かっていた。待避所でしばし待つ。この数年、私たちのために、駐車スペースを確保してくださっている。感謝だ。
準備をしていると、お隣「みちぐさ山の会」のKさんがやってきた。久しぶりに会えてうれしかった。その他2名。合計8名。(結局最後まで変わらず)スキーを履き、先頭を切って出発する。前日までのトレースが、薄っすらと残っているが、概ね膝ラッセル。ポンツーンは沈まず、ハイペースで坑道口に着いた。ここから先は、訓練を兼ね4人でラッセルを回す。一巡したところで休憩。高倉山が右隣に。難関の急登は、トラバースでかわし、その上で休憩をとる。青空が垣間見え、テンション上がる。ブナの枝に付いた新雪がとても美しい。
2段目、3段目と急登を登り切り、ついに台地に出る。山頂はもうすぐだが、期待に反し天候が回復せず、見えるはずの入道岳、中ノ岳など深いガスの中にすっぽり。待てばガスが上がるという保証もないので、下山することに。「降りると晴れるんだよね」なんて悔し言葉を吐きながら滑り出す。(予想通り下山後すっかり晴れ渡る。悔しい)
そんな愚痴を吹き飛ばすように、我々を素晴らしいパウダーが待ち受けていた。急斜面を思い思いに粉雪をまき散らす。スキーは勝手に浮き、体はそれに乗っかって浮遊する。山スキー最高!振り向けば、八海山がすっかり純白の姿を現していた。(やっぱりな)ルートは、顕著な尾根に入り、立ち木を避けながら高度を下げる。最後の深雪を味わうと坑道口に着く。良かったね。面白かったね。やっぱり山スキーは最高だよね。数々の賛辞を受けて、ジェットコースターのように駐車スペースへ。正月明け、いきなり至福を味わうなんて、今年はいい年になるかも。
後片付けを終え、新年1回目のこしじへゴー!
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結構深い |
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まずは取りつきの尾根を |
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相変わらずの会話をしつつ |
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THさん自ら先頭を行く |
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我は行く |
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越後の山は最高です |
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お! |
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あと少し |
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「みちぐさ」Kさん 山で友人に会うと嬉しく、ほっとする |
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至福の時 |
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マンダム |
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雄叫び上げて |
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最後の一本 |
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夫婦滑り |
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ラスト |
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下山すると晴れるのは何故 |
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煮干しラーメン これなくして山行の終了はない |
昨日は越後の山はどこも最高のパウダーだったので、今シーズン初山スキーだった私にとっては嬉しいことでした。ラッセルの半分以上を担ってもらい、感謝!です。甘えていないで頑張らなければ。
返信削除降りたら晴れる。青空が恨めしい。この次も静かな山で滑りたいですね🎵
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