2021/03/05

2021.3.4 重倉山山スキー

メンバー:SH KK

コース:湯ったり村~

レポート:KK


初めて見る矢代山地に心奪われ


心安らぐ山域

桑取川沿いに点在する集落は、春の気配を感じさせる暖かい風に吹かれていた。この地もたくさんの歴史に彩られていると、同行のSHが語ってくれた。道端に古老でもいれば、車を停めてその一端でも聞いてみたいと思うのだが、誰も歩いてもいなかった。

このところ国道八号線を西に向かうことが多い。今日も、253号線を左折し、8号線に乗った。桑取川に沿う道をどんどん走ると、最終点に湯ったり村の施設がある。その脇の林道を歩くことになる。忠実に雪をかぶった道を進み、途中からショートカットする。登りあがったところに、立派な木造の施設があった。

林道は昨日降った雪が乗り、今滑れば楽しそうだが、気温の上がる午後は重いいつもの雪に変わっているだろう。林道終点から緩い尾根に入り、、麓からも見える顕著な尾根に上がる。北西の強風の影響で、どでかい雪庇が行く手を阻む。尾根は傾斜を増すことなく続く。つぐらっこ山までは遠い。山頂下の急登を越すと山頂だった。3時間もかかった。のっぺりとしたピークから、鉾ヶ岳や焼山を見ることができた。感激である。

目指す重倉山は、遥か遠くに感じてくじけそうになる。つぐらっこ山からいったん下り、少しのアップダウンを繰り返す。概ね尾根を巻きながら登ると傾斜が落ち、山頂が待っていた。右手に妙高、火打、焼山が聳え、それを支えるように矢代山地が控えていた。あまり足を踏み入れることのない山域がとても新鮮だ。

下山の斜面にスキーが良く滑る。スキーの機動力であっという間に鞍部に着き、シールを張り直してつぐらっこ山へ。直下のハーフパイプ状の沢に入るが、ちょっと狭くスキーが突き刺さりそうだった。快適な雪は徐々に腐り、ストップスノーでつんのめりそうだった。最後の斜面を滑り降りてトレースに合流。

小屋の脇のトレースに導かれ、広め、快適な尾根を下る。降りたところが橋の脇であった。土日営業の湯ったり村の駐車場はひっそりとしていた。どこかに古老がいればと思ったが、やはり誰も歩いていなかった。すれ違ったのは、乗客のいない頚城バスだけだった。帰路、前々から寄ってみたかった食堂で昼食。味、ボリーム、値段、雰囲気全て満点。今日も良い一日を送ることができた。


ワクワクしながらスタート

概ね林道通しに

林道終点

おお!いい斜面

幾分寒さが残る

オープンバーン

米山と尾神岳、刈羽黒姫山

つぐっこら山山頂

そして重倉山へ

振り返ってつぐっこら山

新井方面

久々にゲット

山頂を後に

焼山

いいバーンへ

デロデロ斜面へ

到着

アジフライ定食 
大満足




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