2024/02/27
2024/02/25
2024.2.24 焼山北面台地山スキー
聖地巡礼
願いが届いた |
季節外れの高温に周りの雪は、抗うことなくどんどん消えていった。フキノトウは、困ったように早くも顔を出している。このまま季節は過ぎてしまうのだろうか。
我が家の前の道路には10cm位の雪が降り、これは高山では新雪がもりもりと積もっているのではないだろうか。大いなる期待を胸に、今季最後の相棒になるかもしれないポンツーンを車に積んだ。一路焼山へ。
終点の笹倉温泉には10台近くの車が止まっており、みんな雪を求める気持ちは同じなのだろう。七曲の林道を登り、毎度よく分からない地形を通ってアマナ平に着く。目を転じても、周囲はガスに包まれている。このコースの数少ない急登を登りきると、北面台地の末端に到着だ。まだガスに弄ばれているが、天気は回復するはずだ。
埋まりきれていない立ち木をかわしながら登れば、右方向に高松山が姿を現す。当然テンションアップ。そして、空を見上げれば、厚い雲に中に青空も見え始める。おお、神は我々を見捨ててはいなかったか。台地は徐々に傾斜を増し、途中でクトーを装着。仲間のその向こうに火打山がドーンと登場。素晴らしい。目標の大岩が近づいてくる。
大きな庇状の岩の下に到着。先行者たちは、アイゼンに履き替えて山頂を目指す。私たちはここで終点とする。ゼイゼイと荒い息を吐き、全員集合。休憩をとり滑降に入る。新雪は20cm~30cm位だろうか。その下はガリだ。広大な斜面を各自ドロップイン。歓声を上げずにはいられない。スプレーを巻き上げて滑るが、かなり高度下げたつもりでも見上げる斜面はまだいくらも降りていない。それだけスケールが大きいのだろう。
ああ、山スキーとはなんと面白い遊びだろうとうっとりする。そんな陶酔を嘲笑うようにガスが周りを包み始めると、周囲はあっという間に真っ白になる。再度ガスが切れるのを期待するも願いは叶わず、トレースを慎重に辿るしかない。台地の末端に着くと、視界は開ける。視界があることの安心感は絶大である。
アマナ平の下りで、再度歓声を上げ滑る。しばらく焼山とはお別れだ。平坦な平を横切り、林道に入る。スキーは滑る。どんどん下がっていく。笹倉温泉が見えてから、あっという間に終点に着いてしまった。結局青空は出てはくれなかったが、大満足の山行となった。
帰路、意見が一致して「徳市」に寄る。焼山同様人ここも気があり、店内は込み合っていた。
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夜が明け 一服 |
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アマナ平に着く |
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台地に向かって |
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晴れるだろうか |
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いい感じ |
有名な木 |
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おお!マンダムだ |
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おお!セボー |
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まっさら |
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傾斜が増す |
美しい |
昼闇山 |
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火打山登場 |
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大岩に到着 |
面白い |
快適 |
新しい板でGo |
幻想的 |
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満足 |
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お疲れ様でした |
サバ煮定食 |
2024/02/24
2024/02/20
2024.2.18 西山山系縦走
メンバー:TM KK
コース:時水城山~丸山~
レポート:KK
展望抜群縦走路
三山を望む |
里山が人気らしく、各地に人々を呼び込んでいる山がある。六日町の坂戸山、小出の大力山、そして小千谷の時水城山。一日に何回も登り、自然に触れながら、体力の維持や登山者同士の交流をはかったりしている。
今日は地元Mさんに案内されチャレンジしてきた。提案された計画に軽く答えたものの、Mさんの胸中はどうなのだろう。時水の登山口には、あちこちに車が止めてあり、その人気ぶりがうかがえた。踏み固められた登山道を登り、山頂に着く。軽装の方が多く、その足元は同じ長靴でかためられている。トレンドだ。
展望は素晴らしく、ずらりと越後の名峰が惜しげもなく並んでいる。見る方向が違う我刈羽黒姫山も、その姿は立派だ。これから丸山を越えて、遥か遠くに聳える電波塔まで行くのだそうだ。そこに着いたら、その後どうするのだろう。
グザグザの雪を拾い、アップダウンを繰り返し、小国と小千谷の境界尾根を歩く。春のような陽気を肌で感じ、信濃川水系と渋海川水系の違いを思い知る。桐沢峠を跨ぎ、いよいよ終点、電波塔が迎えてくれた。そして、ここから引き返すのだそうだ。
時水城山まで戻るのを思い止まってもらい、桐沢峠から下山。この辺りは、Mさんの残雪時の遊び場だそうだ。峠道はなかなか麓に着かず、疲れが増す。杉林の中に静かに佇む石仏に出会うと、そこが終点だった。車まで集落の中を歩く。
疲れた体を癒すのはラーメンだ。今日はつり吉。ついMさんの真似をして大盛を食べてしまい、後で後悔する。
春になったら、自転車を回しておき、西山山系大縦走だそうだ。自信がない。
春の気配 |
清水に寄り道 |
展望が開ける |
妙高方面 |
小屋 |
山頂から |
金倉山がよく見える |
縦走開始 |
我が方面 |
丸山到着 |
桐沢峠 |
あの電波塔まで |
やっと着いた |
桐沢峠に戻り、下山 |
里の地蔵 |
疲れた体に沁みる |
2024/02/19
2024.2.17 守門袴岳山スキー
メンバー:IH KK
コース:芋鞘
ガリガリ天国
感動 |
完全晴れマーク。どこに行こうかと相談の上、IHさんと雪があるであろう守門袴岳に出かけてきた。前日からパラパラと雪は降り続いていたので、ひょっとしたら、山は深雪パウダーが待っているのではないかと、淡い期待を胸に。
芋鞘を6時に出発。新雪あり。雪は例年より少ないが、難儀することなく進む。林道を抜けたところで前方が開ける。背後に権現堂山を含む越後の山が、朝を迎えた。美しい。杉林を抜け、ホッシールートを登路にとる。狭い沢を直登するが、まことに急である。新雪の下はガリであり、クトーを着ける。右に左になるべく登りやすい場所を探りながらジグを切る。
このルート最大の難場を抜ければ、後はアップダウンを繰り返して、絶景を堪能しながら山頂に向かうばかり。藤平山に到着すれば、前方に主峰がドーンと姿を現す。おお!セボー!なんという展望だ。これから向かう稜線が、我々を手招きしている。大原スキーコースの合流点を過ぎると、稜線上に人影。大岳からの周回の登山者が、早くも降りてきた。
稜線上は、新雪が積もってはいるが、風に飛ばされたのであろうクラスト甚だしい。山頂を前に再度クトーを装着した。クトーの効果はてき面で、ぐさ、ぐさと雪面をとらえ、賑わう山頂に着く。写真を撮りまくり、下山に入る。大岳方面に少し下り、源頭に滑り込む。エッジを利かせて、ガリガリ音を立てて落ちていく。ギャラリーに注目されて尾根に戻る。
滑落もせず、大恥をかかずに済んだと安堵していたら、そこにホッシーさんがいた。何年ぶりにお会いするだろう。すると、その後ろにeva父さんとOさんコンビともスライド。感激だ。これだけでも今回来た甲斐があったというものだ。
斜度が緩むと、後は広い尾根をクルージング。楽しい。止めらない。どんどん離れる守門岳に後ろ髪をひかれる思いだが、あまりの気持ち良さにスキーは滑る。二度三度の登り返しに息を切らし、藤平山を通過すると山頂は隠れてしまった。だが、我々には最後の楽しみが待っている。藤平山コースの急斜面の下降だ。日蔭の雪を拾い、ゴロゴロに追いまくられながら楽しい滑降。下まで降り切らずに、途中からトラバース気味に高度を下げる。藪を抜けると、眼下に広がるオープンバーン。ストップスノー気味だが、開放感あふれる最後の斜面は、ご褒美である。
林道のトレースに乗れば、後は車までノンストップ。太腿がピクピクする。大満足感に浸りながら帰路につく。
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好きな場所 |
浅草岳方面 |
急です |
眼下に広がる里山 |
最後の急登 |
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青空と白い雪 |
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たおやか |
自由だ |
越後の山並 |
広い稜線 |
白い砂漠 |
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山頂を目指す |
バックの山に溶け込む |
クトーが効く |
山頂から袴越 |
山頂から大岳 |
ホッシーさん |
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Oさんとeva父さん |
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気持ちいい |
どんどん下る |
思いのままに |
さようなら 藤平山 |
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日影を求めて |
狭い沢を |
木々をぬい |
雪を落とし |
下は硬い |
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最後のお楽しみ |
里山スキー |
体に沁みる |