メンバー:NI KK
コース:天水越~
プチパウダーに酔う
一日も早い復興を祈ります |
午前中用事を頼まれていたがキャンセルになり、晴天の中NIさんを誘って地元天水山へ行ってきた。地元なのでアプローチに時間はかからない。集落の除雪終了点まで20分の近さ。
終点に到着すると、県外ナンバーのトラックと雪上にはモービル。林道をアプローチに使っていることもあるが、毎回のようにモービルと遭遇する。温暖化現象の山スキーは、このような様子が当たり前になるのかも知れない。雪質は、放射冷却のためガリガリ。モービルの轍を避けて進む。振り向けば越後三山から浅草守門方面。越後の山の連なりだ。
歩きやすいこともあり、思ったより早く大厳寺高原に到着。前方に天水山が姿を現す。林道を進み、山伏山と深坂峠の分岐に着き小休止。いよいよ山に入る。下層木が少ないのか、ブナの林はフラットで小雪を感じさせない。それに新雪が5cm位積もっている。Iさんと下りが楽しみだねと手を取り合う。
国境稜線の近くは藪がうるさいので、トラバースを繰り返し横移動。山頂直下の急斜面にジグを切りながら登りきれば、天水山のピーク。やはり名は知れなくとも、山頂を踏むこと、十分達成感がある。稜線の向こうは信濃の国。信濃川沿いに里が広がっている。写真を撮り、行動食を食べたら滑りだ。
頂上直下の斜面は、雪が普段通りだったら快適だが、いかんせん少なすぎて5~6ターンしたら下部の藪にはまる。シールを付けなおし、狙いをつけていた鞍部に向かう。ブナの大木の下を下降点と決める。日が当たっていないので、プチパウダーが残っている。いざ!おお!なんとこの至福。一気に滑り降りるのがもったいない。
ブナの間を縫って下れば小屋に到着。ああ、良かった。ここまで来て良かった。斜面を見上げ、単調な林道歩きは飽きや苦労はあれど、ここまでやってくる意義はあるかもと思わせてくれる。暖冬山スキーの定番になるかもしれない。
下山はスキーがことのほか滑り、日蔭はスピードが出すぎるぐらいだった。
気になる |
田んぼを横切る |
大厳寺キャンプ場 |
牧場跡 |
長い林道 |
分岐に到着 |
快適 |
新雪の下はガリ |
もうすぐ |
山頂 |
三山 |
守門方面 |
刈羽 |
パウダー |
雄叫び |
一瞬だが |
これがたまらない |
走る林道 |
ガタガタで怖い |
早い |
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