猟師の頭からの白砂山
メンバー:SH TH
コース:登山口 ~地蔵山 ~堂岩山 ~白砂山 ~黒渋の頭 ~八間山 ~登山口
群馬県と長野県と新潟県の県境に位置する白砂山。想像していたが、やはり奥深い山であった。標高差の割に距離は長く、堂岩山を過ぎるとふたつほどの上り下りがあり、最後に急登が待ち構えていてなかなか厳しい山だった。しかし、急登の登山道や斜面には花が多くて楽しみながら登ることができた。それにしても分岐から八間山までの道のりは歩きやすい道だったが長かった。
前日の夕方に野反湖に到着。野反峠の一面のノゾリキスゲに目を奪われた。周辺の斜面は黄色一色で素晴らしい眺めだった。
遊歩道の両脇もキスゲだらけ。ハクサンフウロもとらほらと咲いていた。夕方で人がまばらで良かった。
4:35分 登山口ですでに1,500mあるので、涼しい中のスタート。
ハンノ木沢を渡る。中腹までは広い登山道で歩きやすかった。
切明、和山との分岐
地蔵山を過ぎた所から野反湖や草津温泉、浅間山、本白根山、横手山、岩菅山などが見渡せた。
地蔵山も2,051mの堂岩山も展望はなし
7:06分 堂岩山から少し進むと八間山への分岐。ようやく白砂山の姿が現れた。山頂まであと2キロある。ここまで日蔭で涼しかったが、この先は直射日光を浴びての登りだ。
奥に見えるは特徴のある台地、苗場山えはないだろうか。
猟師の頭
白砂山の急登に差し掛かる手前からキスゲやクルマユリ、ウツボグサなどの花々が多く咲いていて励みになった。
山頂手前から振り返って見る堂岩山方面
登山しながら見るキスゲは格別
8:22分 白砂山山頂。谷川方面だけはガスで見えなかった。
山頂を後にして花咲く登山道を下山
八間山への分岐まで戻って来た。ここから3.7キロ先の八間山を目指す。
笹に覆われた登山道を行く。足に優しい道だった。この先は緩やかな樹林帯の長い下り道。そして疲れてきた身体に今度は黒渋の頭までの樹林帯の登りが堪えた。黒渋の頭は展望なし。
振り返って見る白砂山。ずいぶん遠くになった。黒渋の頭はこの先、そして八間山まではまだまだだ。
黒渋の頭を過ぎたら急に視界が開けた。やっと近づいてきた八間山。道の両脇にはポツンポツンとずっとクルマユリが笹に負けずにけなげに咲いていた。
11:20分八間山に到着。野反峠から来た登山者もいた。
あとは登山口へと下るのみ。少し下ったところで登山道整備の草刈りをされている方に会う。お礼を言い、きれいに刈払われた登山道に感謝。野反湖が見えてきてもうすぐ登山口と思うのだが、自然散策道にもなっていて登りがあって意外に長かった。12:35分登山口に到着。そこで群馬県境稜線トレイルのパンフレットとハンドタオルを頂いた。
帰る前にもう一度野反峠のノゾリキスゲを見に寄った。大勢の観光客やらハイカーで賑わっていた。
野反峠から八間山方面の山々
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