メンバー:KK TM
コース:風谷山~長陵尾~栖吉
レポート:KK
先人の魂を見た
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信仰の山 |
天気が安定せず、いきなり真冬のような天気になったりで、高山では遭難事故も起きてしまった。コロナも蔓延していて、近場の里山に出かけ頻度が高くなっている。そんな中、小千谷のMさんから、昨年に続き風谷山に行かないかと誘われて同行することになった。
今日のコースは、風谷山から廃道化した登山道を探りながら、鋸山に藪を漕いで行くのだそうだ。相変わらずのテンションの高さだ。栖吉の駐車場は、たくさんの車で埋まっていた。概ね県内№であった。1台デポし、もう一台で風谷山登山口へ。まず不動滝を観照してから山頂を目指す。信仰の山らしく石仏が点々とあり、心洗われる思い。山頂でしばし休憩後、いざ鋸山へ。
出始めから方向を間違えてしまい、暗に先入観だけで行動してはいけないと反省する。藪の中に真新しい切り口を発見するも、その先を導き出せず彷徨する。538ピークに延びる尾根に乗ると、ありました。そこには明瞭な踏み跡。うれしさひとしお。そこから踏み跡は下り按配になり、水田跡と思しきこごめの繁茂する場所に出る。正面にこの時期限定なのか、見事な滝が水を落としていた。
所々にあるトラロープを頼りに、汗をかきかき急登を這い上がる。道ははっきりしているものの、行く手を遮るようにボヨが立ち塞がる。すると、何と先行者2名の背中を発見。好きな人がいるものだ。稜線が近いのか、登山者の声が近くに聞こえる。藪からひょこっと顔を出したら、そこが山頂だった。多くの人が寛いでいたが、密になるのですぐに来た道を戻る。滝の袂で昼食をとる。今日は山菜入りカレーうどんだ。ブヨも寄ってこずゆっくりと時間を過ごす。
下山路は、かつての水田をひたすら下った。この土地まで農作業に来ていたのかと思うと、楽に車を乗り回しては、機械に頼る生活をしている我身が情けなくなる思いであった。暫く下降しているうちに、杉林を抜けると花立峠登山道に合流。踏み固められて道を下れば駐車場にゴールだった。
いやあ、里山奥が深いですね。
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やって来ました 里山アドベンチャー |
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長岡市街を見下ろす |
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風谷山山頂 |
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山頂から鋸山を見る |
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相変わらず藪がお好き |
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踏み跡を発見して微笑むM師匠 |
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鞍部に出る |
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この時期限定の滝だろうか |
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花立峠方面 |
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風谷山を見る 山が深い |
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鋸山山頂 |
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この斜面を滑るのだそうだ |
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山菜ごっそ |
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かつての水田跡だろう 恐れ入る |
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橋を渡るとゴールはすぐそこ |
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天狗の清水 2杯飲んだ。10年長生き |
M師匠の探求心には脱帽です。それにお供するKKさんも大したものです。こだわりと体力のあるおふたりなので、やれることですね。
返信削除Mさんの燃えたぎる好奇心は、消えることなく炎を上げ続けています。研究熱心に脱帽です。
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